Java Programming Language

オラクルは6月13日、Java EEの最新版となる「Java Platform, Enterprise Edition 7 (Java EE 7)」の提供開始を発表した。Java EEはエンタープライスシステム開発向けのソフトウェア標準技術。複数の企業が参加するコミュニティによって標準仕様が策定され、今回の公開に至っている。Java EE 7の主な新機能は次のとおり。

  • バッチ処理に対応
  • 並列処理ハンドリングの改善
  • オンライントランザクション処理の性能向上
  • HTML5アプリケーション開発機能(JSON対応、WebSocket対応、非同期RESTful Webサービス機能)
  • DIや適用範囲が拡大されたアノテーションによる開発効率の向上

Java EE 7に対応したアプリケーションサーバ「GlassFish Server 4 Open Source Edition」はすでに先日公開されており、NetBeans IDEと合わせてJava EE 7を利用したシステム開発に必要となるソフトウェアがすべてリリースされたことになる。