アクセンチュアは6月12日、営業プロセスとオペレーションを統合してサポートする消費財業界特化型のソフトウェア「Accenture CAS」の最新バージョンを発表した。
発表された「Accenture CAS」は、新たに採用したAccenture CASモビリティ・プラットフォームにより、モバイル関連の機能を強化。Accenture CASモビリティ・プラットフォームでは、主要なエンタープライズリソースプランニング(ERP)やサプライチェーン管理システムと統合することができるようになった。また、1つのソースコードで複数のプラットフォームに対応(Write Once, Deploy To Many)することができ、主要なモバイル・デバイスへの迅速な展開ができる。
新たに追加された機能により、地域ごと、チェーンストアごとの販促計画をより簡潔にトップダウンで実行できるほか、販促最適化のために、外部データソースを活用できるオプションが追加。販促計画に必要なモデルをカスタマイズすることができる。
このほか、最新バージョンでは、「ユーザビリティの改善」や「データ収集機能の改善」が行われた。