富士通は6月12日、企業向けデスクトップパソコン「ESPRIMO」シリーズにおいて、「インテル Core プロセッサー・ファミリー」を搭載したコンパクト型デスクトップパソコン「ESPRIMO D753/G」と「ESPRIMO D583/G」、ワークステーション「CELSIUS」において1Uラックマウント型ワークステーション「CELSIUS C620」 を、同日より販売すると発表した。また、ウルトラスモールモデル「ESPRIMO B532/G」と新規開発のディスプレイアームを組み合わせ、卓上スペースを有効活用できる「コールセンター業務特化型パソコン」を新規提供する。
「D753/G」と「D583/G」は特徴として、「D753/G」は、インテル vPro テクノロジーに対応した「インテル Core i7 vPro/Core i5 vPro プロセッサー」・チップセット・LANチップを標準で搭載している。
「CELSIUS C620」は特徴として、利用者ごとに1台ずつ配置されていたワークステーションをサーバルームに設置するラックに搭載することが可能。リモートマネジメントコントローラ(iRMC)の搭載や遠隔(ネットワーク経由)操作機能、24時間連続稼働への対応など、サーバルーム設置のための条件を備えている。
サイズは19インチラックにおける1Uサイズで、連続スタッキングが可能なため、42Uラックに搭載する場合、最大40台をラック1台に搭載することが可能となっている。
また、あわせて発表された「コールセンター業務特化型パソコン」は、ディスプレイ部を縦横自在に動かせるディスプレイアームに、ウルトラスモール型PC「ESPRIMO B532/G」を組み合わせたパソコンで、卓上のスペースをより広く確保することができるという特徴をもつ。
価格は、「ESPRIMO D753/G」が15万6,300円から、「ESPRIMO D583/G」が15万4,200円から、「CELSIUS C620」が30万3,500円から、「CELSIUS C620(24時間連続稼働モデル)」が40万3,500円から、「コールセンター業務特化型パソコン」(B532/G本体(FMVB01007) + ディスプレイアーム[FMV-MKAM] + 液晶ディスプレイ[VL-17ASELN]のセット構成)が17万7,100円からとなっている。いずれも提供開始時期は6月中旬より。