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Oracleは「TZUpdater for JDK 7 available (again)」において、OTNでのJDK 7向けタイムゾーンアップデートツール「TZUpdater」の提供を再開したと発表した。TZUpdaterはJavaのタイムゾーンデータを更新するためのプログラム。最新のタイムゾーンに対応するために時折必要になる。
Oracleは3月8日(米国時間)、JDK 6のサポートが終了したことを受けてOTNからTZUpdaterの提供も終了していた。通常、最新のJDKやJREには最新のタイムゾーンデータが取り込まれているため、個別にTZUpdaterが必要になることはない。ただし、リリースのタイミングによってはタイムゾーンデータを更新する必要があるのに、対応したJDK/JREがリリースされていないという状況が生まれることがある。
今回がそのタイミングにはまっており、Oracleは再度TZUpdaterを公開することで対応としている。なお、Oracle Java SEサポートを受けている顧客には古いバージョンのJavaなどに対してもTZUpdaterが提供されており、古いバージョンを使うユーザにはOracle Java SE サポートの利用が推奨されている。