日立システムズは、幼稚園・保育園の園児や保育業務の管理などを支援するクラウドサービス「保育施設向け業務支援サービス」の販売を開始すると発表した。

「保育施設向け業務支援サービス」システム概要図

同サービスは、システム化により事務作業時間を軽減し、本来業務である教育・保育業務の時間を十分に確保することで、その質を高めることを目的としたサービスで、作業工数のかかる業務をシステム化することで、業務効率が大幅に改善される。

クラウドサービスとして提供するため、インターネットの利用環境さえあれば、短期間・低コストで導入でき、重要な園児の個人情報などについても、セキュリティ対策が施されたデータセンターで厳重に管理。専任のIT担当者がいない保育園や幼稚園でも、導入から運用、ヘルプデスクまでトータルにサポートされる。

サービスの導入により、保育・幼児教育施設では保育士・教諭・園長の事務工数を低減でき、本来業務である保育・教育内容の充実や保護者との情報連携強化などが実現可能となる。

価格は初期導入費が15万7,500円から、月額1万5, 750円から(導入サポート費用は個別見積もり)。

日立システムズは、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud」の下、幼稚園・保育園向けに本サービスを拡販し、2015年度末までに5,000施設への導入と、累計15億円の販売をめざす。