デルは、OpenFlowをサポートしSDNを実現するファブリックソリューション「Dell Active Fabric」ならびに、その管理ソフトウェア「Dell Active Fabric Manager」を発表した。「Dell Active Fabric」および「Dell Active Fabric Manager」は、無償で提供される。
Dell Active Fabricは、仮想化データセンターやプライベートクラウドで急増している水平トラフィックに対応するもので、10GbEまたは40GbEスイッチを使用して、従来のデータセンター・ネットワーク・アーキテクチャの次世代データセンターへの移行を加速する。 OpenFlowサポートし、標準的なノースバウンドおよびサウスバウンドインタフェースに対応。 iSCSI、ファイバーチャネル(FC)、ファイバーチャネル・オーバー・イーサネット(FCoE)を使用したLAN/SAN コンバージェンスを実現する。Big Switch Networksなど大手ベンダーのOpenFlowベースのコントローラをサポートする。
Dell Active Fabric Managerは、グラフィカルなユーザインタフェースで、プラニング、コンフィグレーション、管理、モニタリングをひとつの画面に表示できる。
また、同社は同時にファイバーチャネル(FC)およびファイバーチャネル・オーバー・イーサネット(FCoE)機能を備えた1Uサイズのトップオブラック(ToR)型LAN/SANスイッチ「Dell Networking S5000」を発表。 40GbEを4ポート搭載、10GbEを最大64ポートまで実装可能で、ラック内で1GbE、10GbEを混在させて使用でき、同一筐体で40GbEへのアップデートも可能。販売開始は、7月の予定で、最小モデル構成価格は229万8,900円。