シュナイダーエレクトリックは6月10日、日本国内において大容量の太陽光発電を中心とする太陽光発電事業に本格参入すると発表した。
日本国内での太陽光発電事業の参入にあたっては、日本の法規や風土に適合させた昇圧変電所のソリューションを提供。主にメガワット規模の大容量太陽光発電事業を対象に、パワーコンバーター、昇圧変圧器、配電盤などをパッケージ化した昇圧変電所を、日本国内で製造し、販売するとしている。
同社の昇圧変電所はコンテナ型外装箱を活用してコンパクトに設計されており、発電プロジェクト全体の低コスト化・簡素化を実現。標準通常のトラック配送に対応するほか、現場設置工事についても簡素工事で済み、工事にかかる期間と費用を従来よりも軽減する。
そのほか、イニシャルコストの軽減、現場施工・作業時間の短縮、短納期で昇圧変電所全体を納入、輸送時間の短縮化を実現するとしている。