企業のFacebook活用はいまや避けて通れない道といっていいだろう。「いいね!」を集めるには、どうすればいいのだろうか。

OpenForumがポイントを伝授する記事「Facebookの投稿が「いいね!」と思われない10の理由(原題 : Top 10 Reasons People Don't "Like" Your Facebook Posts)」を掲載している。

Facebookを始めたはいいが、「いいね!」の数が伸びない――「いいね!」される道を探るために、「いいね!」されない理由から攻略するのも手だ。さっそく見てみよう。

1.あまりにも漠然とした質問、個人的すぎる質問

コミュニティ作りのためには、一方的な投稿ではなく、会話が生まれるようにしたい。問いかけは有効な手段だ。だが、反応がないという場合、質問を見直してみよう。漠然とした質問や個人的すぎる質問には、聞かれた方もどのように答えたらいいかわからないはずだ。質問をするなら、もっと具体的なことを聞くように。「好きな食べ物は?」と聞くより、「朝食はパン派? それともご飯派?」と聞く方が、読者も反応しやすい。もちろん、質問内容は自社の事業に結びつくようにしたい。

2.コメントへの対応

いいね!、コメント、質問などユーザーの反応にはきちんと対応しよう。双方向のやりとりは、コミュニティ構築にとって重要な一歩だ。

3.機械的すぎる態度

あなた個人のFacebookではなく、企業のマーケティング活動の一環――とはいえ、気持ちが入っていない投稿はNG。顧客の成功事例などを紹介し、個性やカラーを出そう。

4.ビジュアルでのアピール

テキストだけではアピール不足だ。従業員の様子、会社や製品に関係ある写真をアップして、視覚的にも楽しいページ作りを。

5.営業丸出し……ではダメ

たまに製品についての投稿をするのはいいが、営業目的でFacebookを利用するのは避けたい。ユーザーはなにか新しいことはないかとFacebookにアクセスするのだ。何かを買いたいときは、直接自分たちのサイトに来るはずだ。製品について投稿するのは新製品発表や、雑誌に紹介されたときなどにとどめるべし。

6.自社のビジネスとの連携

ユーザーはあなたの会社と無関係なコンテンツは期待していない。自社に関連するコンテンツを揃えよう。スポーツクラブなら、レシピ、エクササイズのコツなど。投稿する前に、内容が自社の顧客にとって意味のあるものかを確認したい。投稿するコンテンツに一定のポリシーや枠組みを設け、ある程度の統一感がとれたページにしよう。投稿する頻度なども考えておきたい。

7."お得"感がない

ユーザーはなにかいいことがないか、と思って企業のFacebookページにアクセスしている。他では出てこない情報、Facebookのみで展開するオファーなど、来てよかったと思うコンテンツを残そう。

8.長期的視野で

オフラインで築いたビジネスと同じように考えよう。すぐに軌道に乗らなくても、続けていくことこそが大切だ。