Evernoteは6月7日、Evernote for Androidでリマインダーを利用できるようになったことを発表した。リマインダー機能を設定することで通知機能のほかに、ToDoリストとしての利用や、ノート一覧上部に固定表示することもできる。

リマインダーは、ノートに表示されている目覚まし時計のアイコンをタップすることで利用できる。リマインダーの設定は、円をなぞることで月日を設定できる独特のグラフィカルUIを採用した画面が用意されている。

リマインダーの日時設定画面

一般的な設定画面も用意されている

円上にあるポインタを円に沿って動かすと日にちを設定可能。回し続けることで一般的な設定と同様にシステム上で設定できる範囲で日時設定が可能となっている。時刻はスライドバー形式で、バー上のポインタを動かすと、上に表示されている太陽/月が動く仕組み。

円状の設定バーがある

ぐるぐる回すとバイブレーションと共に
日にちが変わっていく

太陽の位置がスライドと共に変わる

半日進むと午後6時以降は月に変わる

期日が追加されることによって、利用しているデバイス上での通知や任意でメール通知を受け取ることができるようになり、常にタスクの進捗状況を把握できるようになる。Evernoteのその他機能と同様に、リマインダーを設定したノートは、ほかのデバイスにも同期される(Windows版ソフトは今後実装予定)。

また、共有ノートブックとEvernote Businessで利用できるビジネスノートブックでリマインダーを登録すると、ノートブックを共有しているユーザーにも通知が来るようになる。複数の共有ノートブックのリマインダーを登録する場合、ノートブック一覧の下にある設定ボタンから行える。

今回のアップデートでは、他にも機能改善が図られている。

  • ノートビューでのコピー&ペスト操作の改善
  • マルチショットカメラ使用時に写真の順番が正しく表示されるように修正
  • ショートカットの機能性向上
  • 一部の端末における日本語入力の不具合を修正

同社では、リマインダー機能をプロジェクトの企画や旅行、プレゼントの計画など様々な用途に活用して欲しいとしている。