凸版印刷は、茨城県と共同で、凸版印刷が運営する電子チラシポータルサイト「Shufoo!(シュフー)」を活用した自治体情報配信の実証実験を、6月7日から9月30日まで実施すると発表した。
この実証実験は、増加する新聞の非購読層や急速に普及が進むスマートフォンやタブレットユーザーに向けて茨城県の自治体情報を配信、より多くの住民に情報を届けるための効果的な配信手法を検証することが目的。
情報の配信にあたっては、「Shufoo!」の配信エリアを選択できる機能を活用し、コンテンツごとにエリアを選定し、茨城県の広報誌などの住民サービス情報を電子チラシとして茨城県内の「Shufoo!」ユーザーを対象に配信し、観光・イベント情報誌や物産品・名産品カタログなどの産業情報を茨城県内と県外の「Shufoo!」ユーザーに配信する。
また、店舗の担当者がタイムリーに情報配信できる「Shufoo!ミニチラ」サービスを活用し、茨城県が東京都に出店しているアンテナショップ「茨城マルシェ」のお得情報を配信する。
実験結果は、「Shufoo!」ユーザーに対するアンケートとアクセスログを分析し、効果的な自治体情報の配信手法を検証する。