セプテーニ・ホールディングスは6月5日、マンガコンテンツ事業を手がける会社として「コミックスマート株式会社」を新設した。
現在、同社はメディアコンテンツ領域においてソーシャルゲームを中心に事業を展開しており、今後は他分野も含め、自社IP(知的財産)の創出・活用を積極的に行うことでさらなる事業拡大を目指すとしている。
このたび新設したコミックスマートは、マンガコンテンツを中心とした自社IPの企画・開発を担う事業会社として、マンガ家の育成・輩出、専門サイトの運営などを行う。
マンガ家の育成においては、新人マンガ家支援プログラム「Route M」なども実施する。同プログラムでは新人マンガ家向けに、無料で画材を利用できる制作スタジオの提供、制作支援金の支給、マンガコンテンツの出版・配信支援などを行い、マンガ家の制作活動を全面的にサポートするという。
またセプテーニ・ホールディングスは、会員数90万人以上で4万作品以上が閲覧可能なユーザー投稿型マンガプラットフォーム「マンガ★ゲット」をスパイシーソフトから譲り受けており、これをいかしてマンガの創作から配信まで一貫して行える体制を整え、事業促進を図るとしている。