米Nutanixは6月5日、日本市場での営業を強化するため、日本法人 ニュータニックス合同会社を設立した。
米Nutanixは、「Google File System」や「 Oracle Database」、「 Exadata」の開発に携わったメンバーにより 2009年に設立され、仮想化環境において、ネットワークストレージを使わずにサーバとストレージを統合した仮想化基盤を提供する会社。
同社の主力製品である「Virtual Computing Platform」は、SANなどを使用せずサーバ群とストレージ階層を単一の統合されたアプライアンスに集約し、これまで大きな設置スペースと大容量ストレージ一式を当初より準備する必要があった統合システムを2Uの最小構成から開始でき、ノードを1台から追加することが可能なシステムを搭載した。
日本法人は、日本の顧客向けの営業活動およびマーケティング、技術サポート、そして新たなビジネスチャンスの獲得を目的として設立された。
日本法人の代表には、仮想化技術やストレージ、ネットワーク等の業界において15年以上の経験を持つ岡田卓也(おかだたくや)氏が就任。今後3年間で25億円規模のビジネス構築を目標に事業展開を目指す。