ウィズ・アイティ・ジャパンは、企業のロゴマークなどをARマーカーとして認識可能にするサービス「マーキングARシステム」を開発した。運用開始は2013年10月を予定。

「マーキングARシステム」は、すでに企業が印刷物などで利用している特定の「マーク」をARマーカーに設定できるというサービス。スマートフォンアプリで「マーク」を読み取ると、企業広告や商品広告などが動画で再生される。動画の再生後には広告に関連した会員登録やアンケートの手続き、割引画像、地図情報などの情報発信を行うこともできる。

また、このサービスでは、同じ媒体(看板やポスターなど)を読み取って映像を起動した場合でも、スマートフォンから登録された個人情報により、ユーザーの属性ごとに異なる広告映像を流すことが可能となっている。なお、同サービスの利用価格は成功報酬型となっており、広告の視聴で発生した収益は、ユーザーやマークが掲載されている媒体の所有権者などにも還元されるとのことだ。