日本ユニシスは6月4日、米ZL Technologies Inc.(以下、ZLテクノロジーズ)の統合アーカイブソリューション「ZL Unified Archive(以下、ZL UA)」の提供を開始すると発表した。
「ZL UA」はユニファイド(統合型)システムであるので、多様なデータソースを単一プラットフォーム上でアーカイブ・管理・検索することができ、非構造化ビックデータの効率的保存・分析に対する課題を解決することができるソリューション。
同製品の特長は、「ユニファイドアーカイブにより、全てのアーカイブを一元管理が可能」、「 電子データの重複排除により、ストレージ容量を削減」、「グリッドテクノロジーにより、サーバーの増設が容易であり、規模の拡大に対して対応が容易に可能」、「充実した検索機能を提供(高速検索が容易)」、「マルチランゲージをサポート」、多様なデータソースに対応(Microsoft Exchange、Microsoft Office365、Microsoft SharePoint、IBM Notes/Domino、Gmail)」など。
同社は、これまでMicrosoft ExchangeやMicrosoft SharePointの数多くの導入実績を持ち、システム構築、運用、およびサポートなど総合的なサービスの提供を行ってきており、また、自社のアーカイブシステム更改にあたり、「ZL UA」の自社適用を行うことで、導入経験を積み上げ、運用技術を含めて収得することにより、Microsoft ExchangeやMicrosoft SharePoint導入からアーカイブの導入までをトータルに支援する。
さらに、「ZL UA」の導入コンサルティングから構築・運用支援サービスを提供する体制を整え、ビッグデータも含めたアーカイブソリューション分野でのビジネス拡大を目指し、金融業、製造業の大手の個客を中心に、今後3年間で30システムの受注を目指す。