シャープは、データの閲覧や共有が手軽に行えるクラウドサービスに対応し、スマートフォンなどのモバイル端末との連携機能を搭載したデジタルフルカラー複合機4モデル「MX-4140F」、「MX-4141FN」、「MX-5140FN」、「MX-5141FN」を6月11日より発売すると発表した。

「MX-5141FN」

新製品は、業務用アプリケーションと連携して複合機を活用できる「Sharp OSA」を標準で搭載し、同社が提供する法人向けクラウドサービス「3sweb Sharpdesk Online」を利用すれば、データの閲覧・共有がオフィスや外出先などで行える。パソコンやスマートフォン、タブレット端末でデータをダウンロードして確認できるほか、ネットワークプリントサービスにより、コンビニエンスストアで出力することも可能。

また、無線LAN機能を搭載しているので、無線LAN機能のあるパソコンと接続すれば、手軽にデータを出力でき、モバイル端末用連携アプリケーション「Sharpdesk Mobile」を利用すれば、無線LAN機能を搭載したスマートフォンやタブレット端末にスキャンしたデータを保存できる。

そのほか、「MX-4141FN」と「MX-5141FN」は、両面原稿で毎分170ページ読み取りが可能な高速カラースキャナを標準搭載。給紙は標準で1,200枚だが、オプションを利用すれば最大7,400枚の大容量給紙が可能になり、大量原稿のデータ化や高速出力が可能。操作パネルには、マルチタッチ対応の10.1インチカラー液晶を採用する。

価格は「MX-4140F」が197万4,000円、「MX-4141FN」が213万1,500円、「MX-5140FN」が217万3,500円、「MX-5141FN」が233万1,000円。