セールスフォース・ドットコムは4日、「Salesforce Company Communities」を発表した。一般提供は2013年後半に開始予定。
「Company Communities」は、パーソナライズされたイントラネットを構築し、プライベートでの利用環境と同等の早さで必要な情報へアクセスして処理を実行することができる。
特徴として、コンテンツの公開、レビュー、更新、承認に加え、同僚の役割とプロファイルに基づいて特定の情報を配信すること可能。コンプライアンスの担当部門であれば、最新の出張規定の配信、人事管理部門であれば従業員の福利厚生の変更、IT 部門であれば新しい利用ルールの適用などを、リアルタイムに実行できる。
また、最新のファイルやナレッジベースの情報へのアクセス、投稿、共有、またフィードバックを手にすることができ、同社によると、たとえば、人事管理部門であれば新しい規定案についてアンケートを通じてフィードバックを収集し、設備管理部門であれば従業員ニーズに関する調査を実施することができるという。
そのほか、アプリケーションへのアクセスとして、Salesforce アプリケーションおよびサ ードパーティアプリケーションを含め、アプリケーションへ1 か所からアクセスできる統合環境を提供する。