D2Cは6月3日、「モバイル広告大賞」の受賞作品を発表した。モバイル広告大賞は、モバイルを活用した広告・マーケティング活動の発展と普及を目的として開催されているアワード。

第12回モバイル広告大賞

12回目の開催となる今回は、2012年4月1日~2013年3月31日までに各種モバイル端末を活用して実施された広告やキャンペーン、マーケティング・コミュニケーションの事例を対象として作品を募集し、グランプリと各部門賞を含む合計14作品が選出された。

グランプリに輝いたのはピザ注文アプリ「Domino's App feat. 初音ミク」(ドミノ・ピザジャパン)。同事例では、配達状況を音楽で知らせるトラッキング機能や届いたピザの箱の上でキャラクターの初音ミクが踊るAR体験など、スマートフォンアプリの機能を活用して当初目標の5倍の売上が達成されたという。

「Domino's App feat. 初音ミク」の画面イメージ

マーケティング部門では、「ベストイフェクティブネス」に「Share a Coke and a Song」(日本コカ・コーラ)、「ベストブランディング」に「驚きを、常識に。FULL CONTROL YOUR CITY」(KDDI)、「ベストイノベーション」に「世界最短のタイムセール」(ドミノ・ピザ ジャパン)、「ベストキャンペーン」に「VOICE DRIVER」(日産自動車)がそれぞれ選出されている。

また、クリエーティブ部門では、「ベストアド」に「2013年3月 プレモル史上最大のキャンペーン始まる。」(サントリービジネスエキスパート)、「ベストアプリケーション」に「VOICE DRIVER」(日産自動車株式会社)が選ばれた。

第12回モバイル広告大賞 受賞作品