リアルワールドは6月3日、同社のクラウドソーシングサービス「CROWD」内のリソースを、パートナー企業に対して外部提供するオープン化プログラムを開始した。
同プログラムでは、参加パートナーの特性に応じて、クラウドソーシングを実施する上で必要なリソース(ワーカーリソース、作業案件、ポイントシステムなど)を、APIによるシステム連携で提供する。
オープン化プログラムには、ワーカーリソースパワーアッププログラム、CROWDスタートアッププログラム、セールスパートナープログラムの3つが用意されている。
ワーカーリソースパワーアッププログラムはBPO企業を対象としたもので、CROWDの「ワーカーリソース」を提供して作業案件を代行する。これにより自社ワーカーのみでは間に合わなかった作業を安価に完了させることができ、これまでシステム化のできなかった作業や、日本語能力が必要で海外などへの委託が難しかった作業なども、安価で短期間で納品可能になるという。
ワーカーリソースパワーアッププログラムのイメージ |
クラウドソーシングスタートアッププログラムは、メディア運営企業を対象にしたもので、同社がクライアントから依頼された作業案件をパートナー会員ユーザーが代行するという仕組みになっている。パートナーが保有するワーカーへの報酬対価については、貯めたポイントを現金や電子マネー商品に交換できる同社のポイント交換システムを活用。報酬システムまで含めたクラウドソーシングシステムを簡単に導入できるプログラムとなっている。
クラウドソーシングスタートアッププログラムのイメージ |
セールスパートナープログラムは企業クライアントを抱える企業に向けたもので、Webサイトで同社のクラウドソーシングサービスを販売できる。自社サイト上でクラウドソーシングサービスを代理販売することで、新たな収益機会を得られるメリットがある。
セールスパートナープログラムのイメージ |