環境省は3日、ワークスタイルの変革を呼びかける「スーパークールビズ」を開始した。温室効果ガス削減のために室内28℃で快適に過ごすクールビズを5月1日より同省が推進。6月1日からは、「更なる軽装の奨励」や勤務時間のシフトといった「ワークスタイルの変革」をスーパークールビズとし推進している。
今回、スーパークールビズを実践している環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 国民生活対策室 環境事務官 矢崎孝治氏にお話を伺った。
矢崎氏は、スーパークールビズの感想について「ズボンの中にシャツを入れないので涼しい」とコメント。
また、民間企業がスーパークールビズを導入する際のポイントとして、矢崎氏は、「職場の中で(スーパークールビズの)基準を作って、ここまではいいよ、といったルールを設けてあげるのがポイント」と強調。「環境省ではドレスコードを設けているので、それを職場でのルール作りの参考にしてほしい」とポイントを教えてくれた。
同省では「○○しなさい」といった決まったルールはなく、アロハシャツやポロシャツといった、それぞれ思い思いの格好をしていた。スーパークールビズは、オシャレに気を使っている人は相手に不快感を与えないような形で服装選びと涼しさを両立できる。
今年の夏は思い切ってスーパークールビズを導入すると検討中の企業は、スーパークールビズの特設ページがあるのでそちらを参考に実践してほしい。