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BitTorrentチームは5月29日(米国時間)、BitTorrent SyncのFreeBSD版を発表した。amd64版とi386版が提供されている。BitTorrent Syncは設定したフォルダ/ディレクトリ以下のデータをBitTorrentのP2P技術を活用して同期できるサービス。データは暗号化した状態で送信される。ダイレクトにデータを共有する方法として役に立つ。
BitTorrent Syncは「BitTorrent Sync」のページからダウンロードできる。Windows版、Mac OS X版、Linux版、FreeBSD版が提供されている。BitTorrent Syncを活用すると、たとえばFreeNASの特定の領域をWindowsをインストールしたノートPCやMacBookなどで直接共有するといった操作ができるようになる。FreeNASはFreeBSD+ZFSベースのNASソリューション。手軽にZFSベースのNASが構築できるとして人気がある。
配布物に含まれている「btsync」というソフトウェアがBitTorrent Syncの本体でデーモンとして動作する。実行するとカレントディレクトリに.syncというディレクトリを作成し、データを保存するようになる。