SmartNewsアプリ

ゴクロは5月30日、同社が提供するアプリ「SmartNews」に関するメディアパートナーとの協業と、情報取得アーキテクチャの改訂を発表した。SmartNewsは、同社のTwitterリアルタイム解析技術を活用し、Twitterで注目度の高いニュース記事がまとめて閲覧できるAndroid、iPhoneアプリ。

メディアパートナーは11社15媒体となり、業務提携契約を結ぶことで協業を行っていく。提携内容については、SmartNewsユーザーのニュース閲覧履歴を統計情報としてまとめ、ログ管理サービスを各パートナーに提供するとしている。

また、パートナー専用チャンネル「SmartNewsチャンネルプラス」を開設する。媒体や会社別にチャンネルが提供され、ユーザーが購読したい媒体をプラスタブから選択することで、タブ一覧に選択したチャンネルが追加される。購読料は無料。5月30日時点で提供されているチャンネルは以下の通り。

講談社 ゲキサカ チャンネルプラス
マイナビ マイナビ チャンネルプラス
日刊スポーツ新聞社 ニッカン チャンネルプラス

SmartNewsチャンネルプラス

協業開始にあたって、パートナー各社や弁護士などのアドバイスを元に、情報取得アーキテクチャの改訂を行ったという。ゴクロでは、これまでもニュース記事情報を取得する際、検索エンジンと同様のインデックス化停止措置を行ってきたが、新たな取り組みを行う。

具体的な内容としては、ユーザーがSmartNewsアプリを起動する際、あらかじめユーザーが指定したカテゴリに応じ、SmartNewsロボットが収集したWebページのURL、見出し、サイト名、サムネイルURLをゴクロ側のサーバーがユーザーの端末に送信する。続いて、ユーザーの端末は各Webページにそれぞれアクセスを行い、HTMLコンテンツを取得。その際、アクセス負荷を軽減するためにプロキシサーバーを経由するとしている。

また、ゴクロは、メディアパートナーとの協業関係を発展し、SmartNews上での収益事業の企画・開発を進めていくという。