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AMDは5月29日(米国時間)、サーバアーキテクチャ向けAMD Opteron X-Seriesのプロダクト「AMD Opteron X2150 APU」および「AMD Opteron X1150 Processor」を発表した。AMD Opteron X-Seriesは以前は「AMD Kyoto」の名称で呼ばれていたプロダクト。消費電力が少ないにも関わらず、サーバアーキテクチャで使用できるように高いスケーラビリティを実現しているところに特徴がある。
AMD Opteron X1150はJaguar x86コア(64ビット)を4基搭載。2MBのL2キャッシュを備えている。ECC対応のDDR3(1,600GT/sまでスケール可能)に対応し32GBまで搭載できる。最小の消費電力は9ワット。AMD Opteron X2150はさらにこれにAMD Radeon HD 8000 GPUコアを搭載しており、最小の消費電力は11ワットとされている。
これまでサーバアーキテクチャにはプロセッサパワーやスケーラビリティの高さが求められることが多かったが、最近では消費電力の低さや空間利用率の高さなどが求められるケースが増えおり、IntelもAMDも消費電力が少ないプロセッサの開発に力を入れている。