Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform. |
Opera Softwareは現在、安定リリース版の「Opera」と開発版の「Opera Next」という2種類のOperaブラウザをリリースしている。5月29日(ノルウェー時間)、Opera Softwareはこれに加えてさらに開発指向の強い「Opera Developer」と呼ばれるバージョンをリリースすることを発表した。Opera Developerは安定性よりも新機能の追加や実験に重きが置かれるバージョン。これでOperaは「Opera Developer」「Opera Next」「Opera」という3種類のバージョンが提供されることになる。
開発版から安定版まで複数のバージョン(チャンネル)を用意するアプローチはほかのブラウザでも行われている。Chromeでは「Chrome Canary」「Chrome Dev」「Chrome Beta」「Chrome」という4つのチャンネルが、Firefoxでは「Firefox Nightly」「Firefox Aurora」「Firefox Beta」「Firefox」という4つのチャンネルが提供されている。
Opera Develoerのアイコン |
Opera Nextのアイコン |
Opera Softwareとしては開発版のOperaをユーザが利用する機会を増やすことで、アドバンスドユーザの注目を集めるとともに、バグ発見などの機会を増やし開発を加速させたい狙いがあるものとみられる。