ネットワンパートナーズは30日、シスコシステムズの仮想環境向けサーバ「Cisco UCS Bシリーズ ブレードサーバ」と「Cisco UCS Cシリーズ ラックマウントサーバ」について、BTO(Build to Order:フルカスタム受注生産)販売を開始した。国内では初の試みであるという。
従来、ネットワンパートナーズでは、Cisco UCSサーバの納期を短縮するために、完成品を在庫したうえで、受注仕様に応じてメモリやハードディスク、NICなどの部品を組み込むCTO(Configure to Order:注文仕様生産)を行なっていた。新たに開始されたBTOでは、用途に合わせてフルカスタムの組み立てが可能となり、ほぼすべての仕様に応じられるとのことだ。
新しい受注生産方式では、Cisco UCSサーバを構成するシャーシ、ブレード、CPU、メモリ、ハードディスク、NICといった主要部品をネットワンパートナーズが在庫として持つ。組み込みと出荷検査は、国内のネットワングループの施設で実施することにより、納期の短縮を図る。