Betanewsに掲載された記事「Tablets dance over PC's grave」において、今後PCの市場シェアが縮小すること、特にコンシューマから順次スマートフォンやタブレットデバイスへの切り替えが進むという予測が掲載された。多くのユーザにとってインターネットにアクセスしてニュースをチェックする、メールを読む、資料を閲覧するといった行為は現在のスマートフォンやタブレットデバイスで十分であり、タッチパネルで直感的に操作できるということもあってPCの必要性が減っていると説明している。
デバイスの高性能化もあって、スマートフォンやタブレットデバイスで済ませられる処理は増えている。これらデバイスはモバイル端末としていつでも持ち歩いており扱いが日常化しており、さらに価格がPCと比べて廉価であり購入しやすいことなどもあって、スマートフォンやタブレットデバイスへ関心が移っているとも紹介されている。
Windows XPのサポート期間が終了することもあって2014年にはPCの大きな買い替え需要が発生するのではないかという意見に対しても、「Tablets dance over PC's grave」では否定的な意見が掲載されている。企業がまとめて業務用のPCを買い換えるという需要が発生するよりも、BYOD (Bring Your Own Device: 従業員が自ら持っているデバイスを就業時間中に利用すること)の活用が進み、大幅な買い替え需要にはつながらないと説明されている。