Zabbixは5月29日は、ぷらっとホーム製ハードウェアを採用し、最新版Zabbix 2.0を搭載したアプライアンス「Zabbix Enterprise Appliance」の製品提供を開始すると発表した。

「Zabbix Enterprise Appliance」

Zabbixはオープンソース統合監視ソフトウェアで、同アプライアンスの導入により、サーバーの購入、検証、セットアップやZabbixのインストールと初期設定、データベースのチューニング、監視処理を最適に行うための周辺ソフトウェアの設定といった煩雑な作業を行うことなく、システム監視、障害通知、グラフ表示などZabbixの全機能を活用したシステム監視運用業務を容易に開始することができる。

製品の特長は、アプライアンスのベースとして定評と実績のあるぷらっとホームの小型、ファンレス、スピンドルレスのハードウェアを採用し、サーバールームだけでなくオフィススペースや店舗、工場など設置場所を選ばない点や、Zabbix専用機としてOSおよび各種ソフトウェアの最適化を行い、小型ながらおよそ200監視対象までのシステムを監視することができる点。

また、中小規模向けの監視アプライアンスとしてLinux、UNIX、Windows各種サーバー、ネットワーク機器の監視を一元的に行うことができる点。加えて自己監視機能を内蔵し、監視マネージャの障害の検知と自動復旧を行うことも可能。

さらに、同製品を利用した監視システムの円滑な構築を支援するため、製品を購入した顧客に対して2013年7月より開催するZabbix入門トレーニング(通常18,900円)に無料で参加可能。同トレーニングでは操作概要や監視設定の追加、障害通知、グラフ表示設定などZabbixの主要機能の基礎的な利用方法を、実機を利用して半日で習得する。