オラクルは5月28日、収益力の拡大と確実な財務報告を行うための企業のビジネス計画をさらに強力に支援する「Oracle Hyperion Enterprise Performance Management(EPM)System Release11.1.2.3」を発表した。
企業戦略、ビジネス計画および実行を連携させた統合アプリケーションの包括的な製品群である「Oracle Hyperion EPM アプリケーション」には、戦略管理、計画/予測、決算/財務報告書の作成に加え、収益性/コスト管理ソリューションが含まれている。
最新版ではユーザー・エクスペリエンスの刷新に加えて強力な機能「成長のためのビジネス計画」、「確実な財務報告書の作成」、「価値の提供の迅速化」を新たに統合し、業界をけん引するオラクルのビジネス計画、報告、決算関連アプリケーションによってERPアプリケーションのデータや投資の容易かつ正確な活用を可能にすると同時に、価値の高い情報の迅速な獲得を可能にする。
また、「Oracle Data Relationship Management」向けに新たな「Data Relationship Governance」モジュールが追加され、ワークフローの設定変更を通じてマスターデータの変更管理や修正を行い、財務関連マスターデータ管理を改善することができる。
さらに、同製品は「Oracle Business Analytics」の一部として機能し、これにより、ビジネス・インテリジェンス技術や分析アプリケーションと業界をリードするオラクルの企業向けパフォーマンス管理アプリケーションを統合している。