アドビ システムズは、同社の日本製品担当者のブログ「いわもとぶろぐ」内にて、Web制作ツールの最新版「Adobe Muse CC」から搭載された「縦書き機能」について解説している。

IllustratorやInDesign、Museなどの日本製品担当者ブログ「いわもとぶろぐ」にて、Muse CCから搭載の「縦書き機能」について解説している

「Adobe Muse CC」から新たに搭載された「縦書き機能」は、Webデザインを行う際にテキストを縦書きで表示させる機能。同ブログによれば、これまでは縦書きの文章をWebサイトで表示する場合、閲覧するブラウザごとに表示される状態が異なってしまうため、画像にして表示させることが多かったという。そうすると表示される内容は安定するものの、テキスト情報として扱われないという欠点があった。

今回、紹介されている新機能「縦書き機能」であれば、テキスト情報を持った縦書きの文章を、さまざまなブラウザ上で表示することができる。この機能には、CMONOSが開発した「竹取JS」が採用されている。

「Creative Cloud」発表会における「Muse CC」の「縦書き機能」デモの様子

なお、マイナビニュースでは、Web制作ツール「Muse」を使い、HTMLの知識がほぼゼロのデザイナーが体当たりでWebサイトを制作していく連載記事を掲載している。