デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は5月26日、2011年に出版した「最新版 ネット広告ハンドブック」の改訂版の販売を開始した。

ネット広告ハンドブックは、インターネット広告業界特有の用語や仕組み、その仕組みを支える技術などについて、網羅的かつ具体的に解説することを目的に2009年に出版された書籍。

2011年にはソーシャルメディアの流行やスマートフォンの台頭、マスメディアのデジタル化などを受けて、追加情報を盛り込んだ改訂版が出版された。このほど同社は、2011年以降のディスプレイ広告におけるRTB(Real Time Bidding)取引の登場やマーケティング手法の拡大、データ分析の発展などを踏まえ、2011年版の内容を再構成して大幅に加筆した改訂版を出版した。

定価は2000円(税抜)。インターネット広告を活用したいマーケティング担当者や、インターネット広告業界に就職したい学生にとってはネット広告ビジネスの基本を学ぶことができ、すでにインターネット広告の実務に携わっている人にとっても、インターネット広告における現状を見つめ直すことができる内容になっているという。