アシストは5月24日、取扱製品であるデータ統合アクセラレータ「Syncsort DMExpress」(開発元:米Syncsort社)の機能を、既存システムからの移行プロジェクトやシステム統合プロジェクトなど期間が限られた用途でも利用できるレンタル・ライセンスの提供を開始すると発表した。

「Syncsort DMExpress」概要イメージ

「Syncsort DMExpress」は、大量データのバッチ処理やデータ統合処理時間を大幅に短縮するデータ統合アクセラレータ、GUIの開発画面により複雑なデータ加工プログラムも自動生成できるため開発生産性を大幅に向上させるだけでなく、Syncsort DMExpressの独自のアルゴリズムで、高度なチューニングや高額なハードウェア増設をしなくても処理速度を大幅に向上させることが可能となっている。

例えば、複数のシステムから出力されるデータに複雑な加工を施し規定時間までに確実に集計するといった日々の作業や、システム統合のために限られた時間内でデータを移行しなければならないといった厳しいデータ移行要件にも対応可能であるため、通信業界や金融機関、公共機関、ホールディングス等で数多くの導入実績がある。

「Syncsort DMExpress」製品構成

今回、アシストは、通常の買取ライセンスではなく、レガシー・マイグレーションやシステム統合など期間が限られた用途でも「Syncsort DMExpress」の機能をフルに活用できるレンタル・ライセンスを用意。同社はこれまでも1ヵ月間無料で「Syncsort DMExpress」を利用できる「試使用サービス」を提供してきたが、レンタル・ライセンスは、トライアル期間を長く取得したいという場合にも最適となっている。

レンタル・ライセンスの価格は、38万円から/月(規模や構成により異なる)。

アシストは今後も「Syncsort DMExpress」の関連サービスを拡充し、企業がデータ処理に関し抱える課題解決を強力に支援する。