エムオーテックスは23日、スマートデバイスの資産管理・セキュリティ管理ができるクラウドサービス「LanScope An」の最新バージョンを6月28日より提供開始すると発表した。 また同社製品のロードマップなどが紹介するパートナー向けのイベントが東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で行われ、多くのパートナーが来場した。
イベントではエムオーテックス 代表取締役社長 河之口達也氏と同社 代表取締役副社長 宮崎吉朗氏らが登壇した。
河之口氏は、去年の総括として、「ソフトウェア資産管理の引き合いやリプレイスの引き合いが強く、海外展開をしている企業が海外から日本の端末を管理するといったようなニーズがある」とコメント。
また今後エムオーテックスが取り組む課題として「製品開発の強化、またパートナーとの活用面の付加価値を作り、約6700社のユーザ様に提供していきたい」と言及した。
今回発表になった「LanScope An」の最新バージョンでは、これまでのAndroid端末の管理に加え、iOS端末も一元管理することが可能となる。
ユーザから要望の多かったiOSに対応し、AndroidとiOSの一元管理を実現。OSが混在する環境での資産管理や、紛失・盗難時のセキュリティ対策まで、効率よい管理ができる。
また、端末の稼働状況を取得することで、社内に導入したスマートデバイスがきちんと活用されているのかを把握でき、端末の適正配置や業務外利用の抑止効果により、導入効果の促進がはかれる。
スマートフォン・タブレットの導入を検討しているユーザは、同製品の全機能を60日間無料で試用できる評価版を6月28日よりWebサイトから申し込みができる。