サイバーエージェントは5月23日、「ストップ風疹プロジェクト」に賛同し、関連会社を含めた正社員と契約社員の希望者を対象に全額会社負担による社内でのワクチン接種の実施を発表した。あわせて同社サービスの「Ameba」を通じ、啓発活動も行う。
2013年に風疹と診断された患者は、昨年同時期の36倍と急激なペースで患者数が増えている。風疹患者の約8割が20代から40代で、特に予防接種が徹底されていなかった男性に多い傾向があり、同社の社員平均年齢は29歳で大半が風疹患者の多い年代に該当することから、今回、全社員にあたる約3200人を対象に、5月末からワクチン接種の実施をすることにしたという。
あわせて同社が運営する「Ameba」では、風疹感染のリスクや予防のためのワクチン接種について正しい知識を伝える啓発活動を行う。具体的には、「ストップ風疹プロジェクト」オリジナルのブログスキン配布や、風疹に関するブログネタの提供などを実施する。ブログスキンは5月22日に第一弾を配布。5月下旬に第二弾の配布を、またブログネタの提供は5月29日を予定している。