カンター・ジャパンは5月21日、ブランド価値ランキング(BrandZ TM TOP100 Ranking)を発表した。同社は大手広告会社であるイギリスのWPPの子会社で、同ランキングにおけるブランド価値の算出や順位付けは、グループ企業のミルウォード・ブラウン・オプティモアが行っている。

発表によると、ブランド価値ランキングの1位は前年と同じくAppleで、2位はGoogle、3位がIBMとなっている。また、サムスンが前年より51%価値を増大させ、30位に入った。ランキングを見ると、スマートフォン関連市場で存在感のあるブランドが前年よりも価値を高めていることがわかる。

ブランド価値ランキング 10位まで(発表資料より)

日本のブランドでは、トヨタが前年から12%価値を上げて順位が5つアップしており、100位圏外ではあるもののユニクロのブランド価値も大きく向上した。

ブランド価値ランキング 日本のブランドを抜粋(発表資料より)

また、トヨタは前年に自動車部門のランキングで1位の座をBMWに譲ったが、今年のランキングではトップに返り咲いている。

ブランド価値ランキング 自動車部門(発表資料より)