NTT東日本はこのほど、中堅・中小事業所向けビジネスフォン「Netcommunity SYSTEM αNX Plusシリーズ」の後継機種として、「Netcommunity SYSTEM αNX II Plusシリーズ」の販売を5月27日から開始すると発表した。前機種と同様、利用シーンや規模に合わせた4タイプの主装置が用意されている。
新シリーズでは、電話を使わない時間帯に主装置から電話機への給電を一部停止する「ecoモード機能」を追加して省エネルギー性能を向上させるとともに、スマートフォンとの連携を強化。スマートフォンとの連携については、外出先のスマートフォンから電話機の状態を確認できる専用アダプタ「Webアドレス帳BOX」がオプションとして販売される。
Webアドレス帳BOXでは、出先から社内の電話機の状態が判別でき、スムーズな連絡方法を選択可能。また、出先から取引先などに電話をかける際にWebアドレス帳BOXで電話番号をタップすると、スマートフォンから同製品を介して固定電話回線で相手先につながるため、通話料金の削減効果もある。
また、前機種に搭載されていた音声メール機能も強化され、最大録音時間が100時間に増加。また、音声データをクラウドサーバーに保存することも可能になった。
なお、NTT西日本も同日より西日本エリアにおいて、同機種の販売を開始する。