NTTアイティは、複数の電話音声を合成して、100台以上のPC、タブレット、スマートフォン等の汎用Webブラウザにリアルタイムで一斉配信するクラウドサービス「ミーティングプラザ電話Web同報サービス」の販売を6月3日より開始すると発表した。
同サービスは、携帯電話、固定電話を利用して、電話番号に続けて識別番号を入力し、受話器に向かって話すだけで、複数の汎用Webブラウザへ通話音声をリアルタイムに配信することが可能になるサービス。また、複数の電話音声をミーティングプラザサーバで合成し、インターネット経由で複数のPC、タブレット、スマートフォン等に一斉配信可能。
情報提供者は電話を利用して、特定の電話番号と識別番号を入力することにより、電話音声をリアルタイムに一斉配信できる。電話は合計31台まで接続可能で、最大31カ所を接続した電話会議の音声を合成して発信。合成された電話音声は複数のPC、タブレット、スマートフォン等で受信し、個別に聴講できる。
また、災害時、緊急時の現場からの緊急連絡を拡声器に流して、被害の拡大を未然に防ぐ目的にも利用できる。電話機と汎用Webブラウザがあれば、面倒なソフトの事前インストール等は不要。
さらに、ミーティングプラザサーバの電話番号はIP電話を採用しているため、約260事業者のIP電話から無料、それ以外のIP電話や一般の電話からも安価な料金で通話可能。
利用用途は、社内の業務連絡、電話会議模様のWeb配信、イベントの実況中継、幹部講話など。
価格は、初期費用が30,000円、月額基本料金が20,000円(電話料金は別途必要)。