NTTアイティは、NTTグループが進めるデジタルサイネージソリューション「ひかりサイネージ」のPシリーズ(ピーディーシー社製品)を刷新し、ハイエンド向けデジタルサイネージシステムとして5月20日から販売開始すると発表した。

新しいPシリーズは、ピーディーシーの実績とノウハウを用い、遠隔自動設定をはじめとする運用支援機能を多数実装したもの。

Pシリーズでは、これまで設置現場で作業員が行っていた設定作業(画面の解像度、周波数、縦横変換やコンテンツ表示テスト等)を、Web経由で遠隔自動設定することが可能。デザインテンプレート機能を標準実装するほか、日・英・中・韓の多言語展開対応を行っている。

左が再生能力1080p 60フレームまでのハイエンドクラス、右が再生能力720p 30フレームまでのエントリークラス

また、オプションで、デジタルサイネージと顔認証機能を合体させ、来場者の性別や年代に合わせたコンテンツ制御を実現する顔認証システム連動によるマーケティング機能も提供する。配信はPC、スマートホン、Android端末といった様々なデバイスに対応する。

ラインナップは、ネットワークの利用形態別に「オンプレミス・クラウド」の2つを提供する。オンプレミス版は個別見積もり、クラウド版はオープン価格となっている。