ポリコムは17日、モバイル・クラウド時代における映像コミュニケーションに関するラウンドテーブルを東京で開催した。

ラウンドテーブルでは、ポリコムジャパン マーケティング部 常松正樹氏と同社 営業技術部 セールスエンジニア 清水幸典氏が登壇した。

左からポリコムジャパン マーケティング部 常松正樹氏と同社 営業技術部 セールスエンジニア 清水幸典氏

ラウンドテーブルでは、先日のニュースでも紹介したMCU(多地点接続装置)や小/中規模向けHDビデオ会議などの紹介を行った。

常松氏はビデオ会議システムなどコミュニケーションツールの展望について、「これからは音声通話やFAX,e-メールやインスタントメッセンジャーといった、さまざまな通信手段を活用したユニファイドコミュニケーションの時代になる」言及。多様化するコミュニケーションツールを使いこなすことが企業によって重要であると強調した。

また、ユニファイドコミュニケーションの市場について触れ、少子高齢化や天災や環境問題などに加え、モバイル端末の普及やネット環境の進化、国内国外を問わない事業拡大や経営統合などによって、新しいコミュニケーションツールのニーズを作っていると語った。

加えて、最適なコミュニケーションの選択方法としてWeb会議を基準とした場合のビデオ会議や音声会議の得手不得手といった、最適なコミュニケーションツールの選択について言及した。

最適なコミュニケーションツールの選択

また、日本ではまだ展開していないビデオ会議ソリューションについても触れ、ブラウザベースでクオリティが高く、FacebookやSkype、GoogleTalkなどのディレクトリを活用してリンクを送信することができる「Polycom RealPresence CloudAXIS Suite」を紹介した。同製品は今後日本市場での展開も検討していると同社担当者はコメントしている。

最適なコミュニケーションツールの選択