コムスコア・ジャパンは16日、日本における携帯電話利用者の最新状況レポートを発表した。レポートは、2012年12月~2013年2月の3ヶ月平均の数字によるもの。
調査によると、全携帯電話利用者のうちスマートフォンをメインの端末として利用しているユーザーは3243万人で、2012年2月のデータより67%増加した。一方でフィーチャーフォンをメインに利用しているユーザーは7026万人で、依然として全体の68.4%を占めている。
スマートフォンのOS別シェアの1位はAndroidで64.7%。2位がアップルで33.5%。3位のマイクロソフトは1.6%となっている。
スマートフォンの年代別利用者層では、25歳~34歳、35歳~44歳という働き盛りの年齢層が合わせて47.6%を占めている。13歳~17歳、18歳~24歳の若年層もフィーチャーフォンが合わせて10.5%に対し、スマートフォンでは倍以上の22.5%を占めている。
また、日本における音楽・ラジオストリーミングサービスの利用者推計も発表している。スマートフォンで同サービスを利用しているユーザーは94万人で、1年前より71%の増加となった。
日本で最も利用されているストリーミングサービスはradiko.jpで、ストリーミングサービスを提供しているトップ5のうち、41%を占めている。2位はSonyのMusic unlimited、3位がMusic.jp、4位はTuneln Radio、5位がListen Musicとなっており、シェアはいずれも10%台で拮抗している。
今回の発表は、携帯電話の包括調査データベース「モビレンズ」を通した分析レポート。携帯電話利用者5000名以上を対象にした月次調査を行っており、2台目、3台目などのサブ端末は数字に含まれない。