アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は5月17日、名刺サイズの低価格パソコン「Raspberry Pi」向けカメラモジュールを発売したことを発表した。
同カメラモジュールは、重さ2gの小型なものながら、OmniVision Technologies製の1.4μmの裏面照射技術採用5MピクセルCMOSイメージセンサを搭載してすることで、5Mピクセルの静止画とHDサイズ(720P/60fps)でのビデオ撮影が可能だ。
また、既存のカメラコネクタでRaspberry Piのインタフェースに接続でき、CSIデータ通信とI2Cバス制御が利用することで、H.264を30fpsで取り込め、720pや1080pでの録画を実現します。
なお、同モジュールは、すでに大学の医学研究所で、撮影、顔認識システムなどのデバイスに導入されている。国内では、同社のオンラインサイト「RSオンライン」にて2400円(税別)で購入が可能となっている。
また、Raspberry Piでカメラを使用するための設定方法についても同社が運営するエンジニア向けコミュニティーサイト「DesignSpark」にて紹介されている。