小学館は5月16日、日本人が過去1年間にネット辞書で調べた言葉のランキングを発表した。あわせて、「大辞泉」の公式サイトの公開や、図書カードが当たるプレゼントキャンペーンの実施、新しいiOS版「大辞泉」アプリのリリースも発表した。
「ネット辞書で調べた言葉」のランキングは、コトバの日(5月18日)を記念したもので、"2文字の熟語"が対象。調査期間は2012年4月1日~2013年3月31日で、大辞泉のデータを採用している事典サイト「kotobank(コトバンク)」のアクセスデータをもとに順位付けを行っている。
発表によると、ランキング1位は「進捗(しんちょく)」、2位は瑕疵(かし)、3位は遵守(じゅんしゅ)などとなっている。
日本人が過去1年間にネット辞書で調べた言葉のランキング |
また、同社はこのほど大辞泉の公式サイトをオープンし、「大辞泉」の知られざる特長、幅広い展開事例、関連する著名人のメッセージ、関連最新ニュースなどを公開している。
このほか、大辞泉のFacebookページでは5月31日まで、図書カードが当たる謎解きキャンペーンを実施中。大辞泉に関する簡単なクイズに答えると正解者の中から抽選で10名に図書カード2000円分がプレゼントされる。
iOSアプリについては、iPhone / iPad用の辞書アプリ「デジタル大辞泉」(2000円)の後継アプリがまもなくリリース予定だという。同アプリは総項目数26万語以上、1万2000点の画像を収録しており、ダウンロードは無料。ただし、一部の機能に利用可能回数が設定され、料金を支払うと制限を解除されるという。なお、既存のデジタル大辞泉は継続販売され、デジタル大辞泉のユーザーは、新しい大辞泉アプリの利用可能回数制限を無料で解除できる。