Ubuntu is a community developed operating system that is perfect for laptops, desktops and servers.

openSUSEとFedoraはデフォルトで使用するデータベースをMySQLからMariaDBへ変更した。Arch LinuxとSlackwareも同じようにMySQLからMariaDBへの変更を進めている。どうやらこの動きはUbuntuにも起こる可能性がある。Phoronixが「Ubuntu Looks Towards MySQL Alternatives」において、5月15日(米国時間)に公開された動画「Investigate alternatives to mysql (part 2) - vUDS - 13.05」を紹介し、Ubuntu 13.10ではMySQLが引き続き提供されると考えられるが、LTSとなるUbuntu 14.04に対しては何らかの決断をしなければならないだろうと説明している。

各Linuxディストリビューションのプロジェクトは、Oracleがサポート元となったMySQLの動向に懸念を深めている。Sun Microsystemsがサポート元だったころと比較してパッチの取り込みやセキュリティ対策、新機能の提供などで不満が出るケースが増えている。

採用するソフトウェアの中立性や将来性などを好むLinuxディストリビューションはこうした動きを受け、MySQLからの移行を実施しやすいMariaDBへ移行する取り組みをはじめている。MariaDBはもともとMySQLを開発していた開発者が開発しており、MySQLとコードベースが近いことなどもあってMySQLからの移動対象として好まれている。