Java Programming Language

日本オラクルは5月14日、Java Platform Standard Edition 7の最新の日本語文書を公開したと発表した。文書は「Java SE ドキュメント 概要」から閲覧できる。2012年7月に提供が開始されたJava SE 7の「機能紹介」および「コンポーネント一覧」の最新版が公開されている。なお、「Java SE ドキュメント 概要」から提供される文書のいくつかは依然として英語のみで提供。

技術流動の速いITの分野では、最新技術の開発現場での意思疎通には英語が使われることが多く、リリース時に提供される文書も英語のみで提供されていることが多い。IT業界においては避けることが難しいことだが、日本語を母国語とする開発者による国内の開発においては、資料が英語のみの場合、現場の開発者が情報を得る情報源としては機能しにくいところがある。

Javaは特にエンタープライズシステムの開発に実績があり、大規模システムの開発に使用されている。Oracleから日本語の技術資料が提供されることは、国内におけるJavaを利用したシステム開発にとって効果が見込まれる。