サスライトは、情報漏洩事故のリスクを低減するセキュリティシステム「SASTIK Ⅲ Thin-Client Layer(以下、SASTIK)」を朝日航洋に導入したと発表した。
朝日航洋はトヨタグループの子会社として、ヘリコプターの高度な運航技術と最先端の測量技術を基盤に全国54拠点で事業を展開する、ヘリコプター業界シェアNo.1の企業。今回利用対象となる「航空事業」の部門では、ドクターヘリの運航・整備、またテレビのCMやドラマ、映画をはじめ、マラソン中継、ニュース等の報道向け、レジャー関連まで幅広く事業を手がけ、出張先で業務を安全に効率的に遂行したいという現場からのニーズに応えるべく、安全かつ安価なシステム導入が課題となっていた。
SASTIKはサーバ1台だけで、VPNや特別なWindowsライセンスを追加することなく安価にソリューションを実現出来る上、リモートPCにデータを一切残さないセキュアな環境の構築が可能。ネットワークに繋がったPCにUSBキーを挿すだけで、セキュアに指定のサーバにアクセスすることができ、そのため出張先でも、わざわざ事務所へ戻ること無く、USBキーによる本人認証を基に、指定のシステムに安全に接続し閲覧や編集といった作業が簡単に行える。通信とデータは暗号化、利用後にUSBキーを抜くと、利用したPCから痕跡を削除します。利用したPCには一切のデータを残さないため、安心して利用できる。
SASTIKの場合、持ち運ぶのはUSBのキーのみで、その中にはデータは入っていない。そのため、万が一キーを紛失してもデータの紛失は起こらず、さらに紛失したキーからのアクセスの切断や、アクセスログの採取も可能なので、事後に安全性を確保できるのに加え、データ漏洩が起こらなかったことを客観的に証明することが可能となる。