凸版印刷は、同社が運営する印刷博物館P&Pギャラリーにて、クリエイターが印刷の可能性を探る実験展「グラフィックトライアル2013 ―燦―」を開催する。開催期間は5月18日~8月4日まで、開場時間は10:00~18:00。入場無料。
今回で8回目となる同展は、クリエイターと凸版印刷のプリンティングディレクターがタッグを組み、オフセット印刷の可能性を探るという恒例の企画。佐藤晃一、成田久、髙谷廉、阿部拓也という4名のクリエイターが参加する。テーマは、「きらめき」、「あざやか」、「美しいさま」を意味する「燦」。これを自由にイメージし、印刷物としても輝くような存在感のあるグラフィック表現を目指してさまざまな実験が行われる。
また、同展では完成したポスターと実験過程で制作した数々のトライアルが展示されるが、Webサイト「GAinfo.」やTwitter(@GraphicTrial)を通じて、完成までのプロセスが随時レポートされる。
なお、参加クリエイターならびにプリンティングディレクターが総出演する「デザイントーク in TOPPAN vol.15 GRAPHIC TRIAL 2013」(6月23日)や、参加クリエイターと佐藤卓、大宮エリー、辛酸なめ子といったゲストによるギャラリートーク(7月2日、7月4日、7月19日、7月24日)も開催予定。いずれも参加費は無料(事前予約制)。定員は「デザイントーク in TOPPAN vol.15 GRAPHIC TRIAL 2013」が80名、トークイベントが各回60名。事前申し込みに関しては、同展のWebページを参照してほしい。