エイネットは14日、会議参加者のPCまたはiPadにインストールしておくことで資料共有を可能にするペーパーレス会議アプリケーション「Anet.exe」を発表した。同製品は5月15日から発売開始する。

「Anet.exe」は、参加者のPCまたはiPadにインストールしておくことで、会議資料の共有が可能になるアプリケーション。ホストであるプレゼンターが画面操作を行った場合、参加者はそれを動的に共有することによって、アプリケーションの変更に対してもリアルタイムに追従することができる。

例えば、表計算ソフトなどで数値を変更するような場合、「Anet.exe」では、変更と同時に全員が結果を参照することが可能。また、プレゼンターは資料を公開している自分のPCの操作を他の参加者に許可したり、ホストをソフトウェア的に別のプレゼンターのPCに切り替えることもできる。

そのほかの特徴として、「Anet.exe」はP2Pで接続するため、資料共有を行う際など、外部のサーバを必要としない。

価格は、「Anet.exe PC版(ホスト/クライアント)」は、ライセンス料が5万円(5ユーザー。税別)からで、「Anet.exe iPad版(クライアント)」はライセンス料は0円となっている。(iPad版は単独では利用できず、PC版が必要となる)