サイオステクノロジーは5月9日、「高可用性MIRACLE ZBX監視ソリューション」を発表した。同ソリューションは、IBM System xサーバーをベースに、ミラクル・リナックスの監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX」と、サイオスのHAクラスター・ソフトウェア「LifeKeeper」向けオプション「Recovery Kit for Zabbix」を組み合わせた監視システムソリューションパッケージであり、IBMの"折紙付"である点が特徴だ。
MIRACLE ZBXは、サーバー、ネットワーク機器、ストレージ、およびアプリケーションと幅広い監視対象を持ち、Web GUIによる稼働状況の確認やメールなどを活用した障害情報の受信、IPMIによるイベント処理などの機能を容易に利用できる。
通常の統合監視ソフトウェアは、自分自身のプロセス障害や監視サーバ自体の障害を検知することができず、予期しないダウンタイムの長期化を招く恐れがある。本システムでは、MIRACLE ZBXを、LifeKeeperとRecovery Kit for Zabbixで冗長化しており、MIRACLE ZBXサーバの障害検知と障害発生時の迅速な復旧を可能としている点が特長だ。
なお、この構成は、ユニアデックスが設計・導入・保守サービスまでをワンストップで提供する。