マカフィーは5月9日、次世代ネットワークファイアウォール製品を取り扱うストーンソフトの買収に関し、条件付き公開買い付けを開始することで正式契約を締結したと発表した。株式時価総額の約3億8900万ドルが現金で支払われるという。

ストーンソフトは、ソフトウェアベースのサイバーセキュリティーソリューションとして、情報フローのセキュリティーを確保し、セキュリティー管理を簡素化できる商品を提供している。マカフィーは今回のストーンソフト買収により、ネットワークセキュリティー分野での地位を拡大する狙い。

両社は今後、マカフィーのIPSネットワーク・セキュリティー・プラットフォームと、ハイアシュアランス市場セグメント向けのファイアウォール・エンタープライズ、ストーンソフトの次世代ファイアウオールという3種類のプラットフォームで、安全性の高いネットワークセキュリティーソリューションを提供するとしている。