さくら情報システムは、寄付金の募集から、寄付金の受付・決済処理、情報管理や領収書・礼状の作成などを行えるクラウドサービス「寄付金クラウド」の提供を5月8日より開始すると発表した。

「寄付金クラウド」サービス概要

少子化に伴う学校納付金や補助金の減少、国立大学法人化、寄付金に関る税制の変更などを背景に、学校経営における寄付金の重要性は高まっているが、寄付金の募集・管理について課題を抱えている。

同サービスは、寄付金の募集(寄付候補者管理・寄付金募集趣意書の作成)、受付(WEBサイトにおける寄付金の受付・決済処理)、管理(入金管理、突合作業、礼状・領収書の作成)といった寄付金管理に必要な機能をクラウドサービスでトータルにサポートする。

寄付金受付サイトでは、クレジットカード払い、銀行振込、コンビニ払いなど8種類の入金方法を選択でき、募集者に代わって、寄付金募集趣意書、領収書、礼状などの印刷・発送業務などを行う、BPOサービスも提供。特定の時期に偏りがちな事務作業をアウトソースすることで、事務量の平準化を実現することができる。

また、寄付金に関するホームページ制作など、ニーズに応じて提供する機能をメニュー化・オプション化し、必要な部分のみ利用可能。

共同利用型のシステムサービスであるクラウドの特性を生かし、システムの導入を安価に、スピーディに行うことができ、さらに、三井住友銀行およびグループ各社の基幹システムを担当してきた実績・ノウハウを活用し、高い安全性と信頼性をもったシステムを提供する。