アドビ システムズは7日、同社の写真編集ソフト「Photoshop」および「Lightroom」に関する情報を発信する場として「Photoshop 日本公式ブログ」を開設した。
同ブログでは、 Photoshopの日本製品担当者である同社の栃谷宗央氏が、PhotoshopおよびLightroomの最新情報や活用方法を紹介していくという。7日には、これまでCreative Suite製品群のひとつとして提供されてきたPhotoshopが、「Creative Cloud」に経由で提供される「CC」ブランドを冠する「Photoshop CC」としてリリースされることについて言及。
また、8日に更新した「Photoshop CC 発表後の、よくある質問と回答の話」という記事の中では、同社が発表したCreative Cloudへの本格移行の動きに関して寄せられた、Photoshopに関する質問に一問一答形式で回答している。
同ブログで回答されている主な質問
Q. Creative Cloudだとインターネットに常につながないと、Photoshop CCは使えないの?
A. いいえ。Creative Cloudのデスクトップアプリケーション(PhotoshopやIllustratorなど)は、PCに直接インストールされます。日常業務で使用する上では、インターネットへの常時接続は必要ありません。ただし、アプリケーションのインストール時およびライセンス認証時にはインターネットに接続する必要があります。
Q. いつPhotoshop CS7 Extendedがでるの?
A. でません。Photoshop CCに統合されました。
Q. Photoshop CCが将来アップデートされた時、名称はPhotoshop CC2になるの? 今後どうやってバージョン管理をすればよいの?
A. 将来の話は約束できないので、控えさせて頂きます。が、クラウドでのアップデートなので、「CC2」といったバージョン表記の可能性は少ないです。
そこで、私としては別のバージョン番号の管理をお勧めします。アプリケーションメニューにある「Adobe Photoshopについて」を選択し、スクリーンショットを表示します。Photoshop CS6であれば「バージョン13.x.x」、Photoshop CCでは「バージョン14.x」の記載があります。このバージョン番号を気にしておくと、今後Photoshop CCの管理も楽になるかもしれませんね。