大日本印刷は8日、世界の美術館情報やミュージアムグッズ販売を行う施設「Maison des Musees du Monde (MMM:メゾン・ デ・ミュゼ・デュ・モンド)」を東京・銀座にオープンした。
本施設は、同社が2003年に開設した「Maison des Musees de France (MMF:メゾン・デ・ミュゼ・ド・フランス)」を改称し、リニューアル・オープンしたもの。同社とフランス国立美術館連合は共同プロジェクトとしてMMFをスタートし、これまでフランス美術の情報提供とミュージアムグッズ販売を行っていたが、開設10周年を迎えた今回、来館者からの要望を受け、提供する情報や商品の領域をフランスから「モンド(世界)」に拡大したという。
今回オープンしたMMMには、さまざまな美術専門書やマルチメディアソフトを閲覧できる情報スペース『MMMライブラリ』のほか、大英博物館(英国)やボストン美術館(米国)といった世界各国の美術館グッズ、MMFでも扱われていたフランス関連グッズなどを販売する物販スペース『MMMブティック』、同施設に隣接するグラフィックデザインの専門ギャラリー「ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)」で紹介されたデザイナー情報や関連グッズなどを扱う『MMMアートスペース』という3つの空間が設けられる。開館時間は11:00~19:00。詳細は公式Webサイトまで。